私たちの考えていること

埋もれている原石(人材)を発掘し、芽を育て、能力を伸ばしても、力を発揮できる社会でなければ行き場を失い、つぶされてしまう。

私たちは発掘のその先の物語〔幻想の理想〕を夢見ている。

余るほどのモノに囲まれているのに子どもの精神的幸福度は下位低迷。
普通に働いても、シングルもペアでも、子育てが厳しい現状。
一生懸命まじめに努力しているのに報われない無力感を抱く人たち。

若い人が未来へ夢を持てる明るい社会の形成、世代間格差の解消など、今や政治家が掲げる荒唐無稽なスローガンのようにしか響かない。

『ゆりかごから老後まで』

誰もが豊かで安心・安全な人生を送るため、社会構造の転換をするには3世代50年はかかるだろう。

それでも、上の者ほど汗水流し身銭を切り、格差を縮小して、社会の一員として一生懸命努力し、働き、奉仕した人が、老後を安心して暮らせることがスタンダードとなる社会を目指したい。

発掘人材が活躍できる社会を、地域を創生したい。

子どもや若者、高齢者やハンディのある人、生きることに不器用な人も、みんなが自分らしく、互いに支え合い、本当の豊かさを感じ、自由に生きることができる。

99%実現不可能な幻想だとしても、1%に望みを託したい…。

そんな想いから生まれたのが「一万坪プロジェクト」。

プロジェクト創案者の〈親方〉は、ずっと「ひとつぶの種」を握りしめてきた。
〈親方〉が何を憂い、どのような希望をいだき、この構想へたどり着いたか。

半世紀以上にわたる道のりの解説本として1冊の書籍にまとめました。

「一万坪プロジェクト」に共感・賛同し、ともに歩んでいこうと志す人を募るための場、それが「人材発掘工房・アトリエKAN」

人材発掘や地方創生、「一万坪プロジェクト」にさらなるご興味・ご関心を抱いてくれたなら、解説本『ひとつぶの種おちなば』を是非ご一読ください。

プロジェクト構想のジオラマとお待ちしております。

KAN長:重村恵子